外部受験で東大大学院に進むとどうなる?メリット5選を徹底解説!

私は、関西の私立大学から外部受験し、東京大学の大学院に進学し、修士課程を修了しています。

外部受験とは、一般に、自分の所属する大学・学部とは異なる大学院を受けることから研究室を変えることを指します。
実際に外部受験をし、東京大学に進学して、多くのメリットやデメリットを感じました。この記事では、外部受験を考えている人や興味がある人のために、外部受験のメリットについて詳しく解説します。

外部受験のメリットは以下の5つです。

  • 就職が有利になる場合がある
  • 本当に興味のあることを研究できる
  • 今までとは異なる最高の環境で刺激を受ける
  • 異分野間の交流や協働ができる
  • 自分自身の成長や発見ができる

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

就職が有利になる場合がある

外部受験で東京大学の大学院に進学することは、就職活動において有利に働く場合があります。その理由は以下の通りです。

  • 東京大学のブランド力が高い
  • 専門性や幅広い知識が評価される
  • 異分野からの転身や挑戦精神が評価される

東京大学のブランド力が高い

東京大学は日本で最も有名で権威のある大学です。そのため、東京大学の卒業生や修了生は、多くの企業や組織から高く評価されます。特に、難関企業や公務員試験などでは、書類選考や面接で東京大学出身者に対して優遇されることがあります。
実際に私は学部と大学院の時の2回就活をしていましたが、中堅私大にいたときと東京大学院の時とで比較すると、東京大学院時の就活においてエントリーシートの段階で落ちることはほぼかったです。

また、東京大学は国際的にも高い評価を得ており、海外で就職や留学をする際にも有利に働くと思います。東京大学は世界ランキングで常に上位にランクインしており、圧倒的なブランド力があります。

専門性や幅広い知識が評価される

外部受験で東京大学の大学院に進学することは、自分の専門性や幅広い知識を高めることができます。東京大学の大学院では、高度な専門知識や技能を身につけるだけでなく、他分野や他領域とも関連付けて研究することが求められます。そのため、自分の専門分野だけでなく、他分野や他領域に関する知識も豊富になります。

このような専門性や幅広い知識は、就職活動では非常に重要です。多くの企業や組織では、自分の専門分野だけでなく、他分野や他領域とも連携して仕事をすることが求められます。そのため、自分の専門分野だけでなく、他分野や他領域に関する知識も持っている人は、優秀だと評価されます。

異分野からの転身や挑戦精神が評価される

外部受験で東京大学の大学院に進学することは、異分野からの転身や挑戦精神を示すことができます。異分野から東京大学の大学院に進むことは容易ではありません。入試では自分の志望する分野に関する高度な知識や技能が求められますし、入学後も研究室への適応や研究活動への参加に苦労することもあります。

しかし、そのような困難を乗り越えて異分野から東京大学の大学院に進むことは、自分の興味や目標を追求する強い意志や情熱を持っていることを示します。また、新しい環境や課題に対して柔軟かつ積極的に取り組む姿勢や能力も示します。これらは就職活動では非常に重要な資質です。実際に企業で10年近く働いても感じましたが、企業や組織では、自ら主体的に目標を設定し達成する人や変化へ対応し成長する人を求めています。

本当に興味のあることを研究できる

外部受験で東京大学の大学院に進むことは、本当に興味のあることを研究できる可能性が高まります。日本では多くの場合、高校時代までしか勉強したことがない科目から入試時点で専攻を決めさせられます。そのため、自分が入った専攻が本当に好きかどうかわからず不満を感じてしまう人も少なくありません。

しかし、外部受験では自分で志望する専攻を選ぶことができます。そのため、自分が本当に興味を持っている専攻を選ぶことが可能です。また、東京大学では多様な専攻がありますし、各専攻でもさまざまな研究テーマがあります。そのため、自分の興味に合った研究テーマを見つけることができます。

自分の興味に合った研究テーマを選ぶことは、研究のモチベーションや成果に大きく影響します。自分の興味に合った研究テーマを選ぶことで、研究に対する情熱や意欲が高まり、研究の質や量も向上します。

私自身も学部の時の大学では研究したい内容の研究室がなかったので、東京大学や京都大学といった研究室のホームページを見たり、研究室訪問をしたりして、自分にあいそうな研究室を選び2年間研究に没頭することがきました。

今までとは異なる最高の環境で刺激を受ける

外部受験で東京大学の大学院に進むことは、異なる環境で刺激を受けることができます。東京大学の大学院では、自分の所属する大学とは異なる教育や研究の方針やカリキュラムに触れることができます。また、自分の所属する大学とは異なる人々と交流することができます。これらは、自分の視野や知識を広げることにつながります。

東京大学という最高の研究環境

東京大学は、日本の大学のなかで最も研究費が潤沢な大学です。私立大学の研究室と東京大学の研究室に両方に所属したことがあるので、わかるのですが、研究室の広さがまず段違いでした。私大の時の3倍くらいの広さがあり、東京大学院で所属していた研究室は、実験する部屋・学生部屋がわかれており、一人ひとりに個人の机が割当され、パソコンも研究用のパソコンも貸与されました。
研究内容によるかと思いますが、私自身は、研究用として、WindowsとMacのノートパソコンの2台使用させていただき、私大の時と比べて環境が全然違うことを痛感致しました。

優秀な人々(教授・研究仲間・先輩・同期・後輩)との交流について

人々との交流については、東京大学では多様なバックグラウンドを持つ人々が集まっています。例えば、東京大学では、日本全国から優秀な人材が集まっていますし、海外からも優秀な留学生が集まっています。
元々、学部の時から東京大学にいる人は、地頭がよく優秀ですし、外部受験して大学院進学してきた人は、積極的なチャレンジ精神を持っている人が多かったです。

これらの多様な人々と交流することは、自分の視野や知識を広げることにつながります。例えば、自分の専門分野以外の知識や技能を得ることができますし、自分の専門分野を他分野や他領域と結び付けることができます。また、自分の考えや意見を他者と共有することができますし、他者の考えや意見を理解することができます。

異分野間の交流や協働ができる

外部受験で東京大学の大学院に進むことは、異分野間の交流や協働ができる可能性が高まります。東京大学では、多様な専攻がありますし、各専攻でもさまざまな研究テーマがあります。そのため、自分の専攻以外の人々と交流する機会も多くあります。また、東京大学では、異分野間の共同研究やプロジェクトも盛んに行われています。

異分野間の交流や協働は、自分の研究やキャリアに有益です。例えば、異分野間の交流や協働によって、自分の専門分野以外の知識や技能を身につけることができますし、自分の専門分野を他分野や他領域と結び付けることができます。また、異分野間の交流や協働によって、自分の研究テーマや成果を広く発信することができますし、新しい研究テーマや成果を生み出すことができます。

自分自身の成長や発見ができる

外部受験で東京大学の大学院に進むことは、自分自身の成長や発見ができる可能性が高まります。外部受験は、多くの困難や挑戦を伴います。しかし、そのような困難や挑戦を乗り越えることは、自分自身の能力や限界を試すことになります。その結果、自分自身の強みや弱み、得意や不得意、好きや嫌いなどを知ることができます。

また、外部受験は、多くの可能性や選択肢を開くことになります。外部受験では、自分が本当に興味を持っている専攻や研究テーマを選ぶことができますし、異なる環境や人々と触れ合うことができます。その結果、自分自身の興味や目標、価値観や人生観などを見つけることができます。

このように、外部受験は自分自身の成長や発見につながります。これらは研究だけでなく人生においても重要な要素です。外部受験は自分自身を知り変える貴重な機会です。

まとめ

この記事では、外部受験を考えている人や興味がある人のために、外部受験のメリットについて詳しく解説しました。外部受験のメリットは以下の5つです。

  • 就職が有利になる場合がある
  • 本当に興味のあることを研究できる
  • 今までとは異なる最高の環境で刺激を受ける
  • 異分野間の交流や協働ができる
  • 自分自身の成長や発見ができる

外部受験は、多くのメリットやデメリットがあります。しかし、メリットはデメリットを上回ると考えられます。外部受験は、自分の研究やキャリアだけでなく、自分の人生にも大きな影響を与える可能性があります。外部受験は、自分の可能性を広げるチャレンジです。

もし、あなたが外部受験に興味があるなら、ぜひ挑戦してみてください。外部受験は難しいかもしれませんが、それだけにやりがいや達成感も大きいです。外部受験は、あなたの人生を変えるかもしれません。


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