研究室訪問で失敗しないために知っておきたい4つのステップ

大学院進学を考えている人にとって、研究室訪問は重要なステップです。研究室訪問とは、自分が志望する研究室に事前に連絡を取り、教員や先輩と面談したり、研究室の雰囲気や研究内容を見学したりすることです。研究室訪問をすることで、以下のようなメリットがあります。

  • 研究室の教員や先輩・後輩とのコミュニケーションや信頼関係を築くことができる
  • 研究室の研究内容や方針について詳しく知ることができる
  • 研究室の雰囲気や設備について感じることができる

実際に私も研究室訪問を実施しましたが、得られるものが大きいです。
しかし、研究室訪問をするには、事前の準備や注意点があります。この記事では、研究室訪問を考えている人や興味がある人のために、研究室訪問のやり方について解説します。

研究室訪問のやり方は以下の4つのステップに分けられます。

  • 研究室選び
  • 連絡方法
  • 訪問方法
  • 訪問後のフォロー

それぞれのステップについて見ていきましょう。

研究室選び

研究室訪問をする前に、自分が志望する研究室を選ぶ必要があります。研究室選びは、以下のような要素を考慮すると良いでしょう。

  • 自分の興味や関心に合った研究テーマや分野を探す
  • 自分の専門性や能力に合った研究レベルや難易度を探す
  • 自分の性格や価値観に合った教員や先輩を探す
  • 自分のライフスタイルや目標に合った研究室の雰囲気や方針を探す

これらの要素を考慮するためには、以下のような方法で情報収集を行うと良いでしょう。

  • 大学・研究科・専攻・教員・研究室のホームページやパンフレットなどを見る
  • 研究室訪問などで教員や先輩と話す
  • 卒業生や知人などから紹介や口コミを聞く

これらの方法で情報収集を行った後は、自分が興味があるかどうか、自分が入りたいかどうか、自分が入れそうかどうかなどを判断し、研究室を絞り込みます。研究室訪問をする際には、複数の研究室を検討することが重要です。

連絡方法

研究室訪問をするには、事前に研究室の教員に連絡を取る必要があります。連絡を取る方法は以下のようなものがあります。

  • メール
  • 電話
  • 直接

連絡を取る方法は、教員の希望や指示に従うことが大切です。特に外部受験生を受け入れしている研究室の場合、HPに連絡先や「研究室訪問を希望の方へ」といった案内があります。教員の希望や指示がない場合は、メールで連絡を取ることが一般的です。メールで連絡を取る場合は、以下のような点に注意すると良いでしょう。

  • 件名は明確にする
  • 自己紹介と志望理由を簡潔に書く
  • 訪問希望日時や内容を具体的に書く
  • 返信希望日や連絡先を書く
  • 敬語や丁寧語を使う

メールで連絡を取った後は、教員からの返信を待ちます。返信がない場合は、一週間程度を目安に再度メールで催促することができます。返信があった場合描くのには、教員の指示や希望に従って訪問日時や内容を確定します。

学部生の場合、メールを書くのに慣れていないかたもいるかと思いますが、上記のポイントを考慮しておくとよいでしょう。なお、後述しますが、研究室訪問の際、「所属している学生の話を聞きたい」旨を書いておいたほうがよいです。

訪問方法

研究室訪問の当日は、以下のような点に注意すると良いでしょう。当たり前のことですが、この当たり前のことができない人が多いので、基本的なことを大事にしましょう。

  • 時間に遅れないように早めに出発する
  • 格好や持ち物は清潔できちんとしたものにする
  • 教員や先輩・同年代・後輩に対して礼儀正しく挨拶する
  • 研究室の雰囲気や研究内容を見学したり質問したりする
  • 自分の志望理由や研究テーマについてアピールしたり説明したりする(向こうから聞いてくる可能性大)
  • 教員や先輩からの質問や意見に対して答えたり反応したりする

研究室訪問では、研究室の雰囲気や自分がこの研究室に所属してやっていけそうかというのを感じ取るのが重要です。
そのために、研究室訪問では、以下のようなことに注目すると良いでしょう。

  • 研究室の教員や先輩・後輩との関係性やコミュニケーション
  • 研究室の研究内容や方針や進捗状況
  • 研究室の雰囲気や設備や活動
  • どのように院試に向けて勉強したらよいか

研究室に所属している学生と
これらのことに注目することで、自分が入りたいかどうか、自分が入れそうかどうかなどを判断しやすくなります。

訪問後のフォロー

研究室訪問が終わった後は、以下のような点に注意すると良いでしょう。

  • 教員や先輩に感謝のメールを送る
  • 教員や先輩・後輩からのアドバイスや情報を参考に勉強する

感謝のメールを送ることで、マナーのある学生とみられるので、印象がよくなります。研究室訪問は教授や先輩たちに時間を割いてもらったということを忘れないでおきましょう。

あとは、院試は実力勝負なので、志望する研究室が決まったら、研究室訪問で先輩たちにヒアリングした勉強方法を実践するのみです。

まとめ

以上、研究室訪問のやり方について解説しました。研究室訪問は、大学院進学において重要なステップです。研究室訪問をすることで、自分が志望する研究室について詳しく知ることができます。

研究室訪問をする際には、事前の準備や注意点があります。研究室訪問をする際には、自分が興味があるかどうか、自分が入りたいかどうか、自分が入れそうかどうかなどを判断することが大切です。研究室訪問をする際には、最も重要なのことは、研究室の雰囲気や院試合格に向けての情報を得ることが重要です。

この記事では、研究室訪問のやり方について紹介しました。研究室訪問を考えている人や興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。研究室訪問は正直手間もかかるし面倒ですが、やっておかないと合格した後、
「研究室が自分が思っていたのと違う。。。」となるので、必ず実施するようにしましょう!

あなたの研究室選びが上手くいくことを応援しています!がんばってください!

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